JR八高線 踏切で列車と軽トラックが衝突 けが人なし 埼玉

20日午前、埼玉県小川町のJR八高線の踏切で列車と軽トラックが衝突しました。軽トラックの運転手が車から降りたことなどからけが人はおらず、警察とJRが当時の状況を詳しく調べています。

20日午前9時ごろ埼玉県小川町のJR八高線の笠原踏切で高崎発高麗川行きの2両編成の普通列車と軽トラックが衝突しました。

軽トラックは踏切から50メートルほど進んだ線路上に止まり、消防やJR東日本によりますと軽トラックの運転手は衝突前に車から降りてけがはなかったほか、乗客およそ40人と運転士にもけがはありませんでした。

JRは乗客を列車から降ろしてバスで代替輸送しました。

JRによりますと、運転士は「遮断機が下りた踏切内で軽トラックが止まってるのに気付いて非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。

この事故でJR八高線は現場周辺の区間の上りと下りで午後0時半ごろまで運転を見合わせました。

警察とJRが当時の状況を詳しく調べています。