映画「翔んで埼玉」出演者らが埼玉・滋賀両知事に“謝罪”

埼玉県の自虐ネタで話題になった映画「翔んで埼玉」の続編が、来月公開されるのを前に、映画の中でこきおろされる埼玉県と滋賀県の知事に出演者らが謝罪するイベントが19日夜、都内で開かれました。

埼玉県のことを徹底的にこきおろして話題になった映画「翔んで埼玉」の続編として来月公開される「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」は関西が舞台になり、新たに滋賀県もこきおろされるということです。

映画の公開を前に19日夜、都内で、出演者らが埼玉県の大野知事と滋賀県の三日月知事に謝罪するイベントが開かれました。

出演する二階堂ふみさんと加藤諒さん、それに武内英樹監督が埼玉県の大野知事に「続編を作ってしまい、申し訳ありませんでした」

滋賀県の三日月知事には、「また、滋賀県にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした」と頭を下げると、三日月知事は「なんで滋賀県やねん!ひどいと思いました」と返していました。

4年前に前回の作品が公開された時は埼玉県に注目が集まったこともあり、大野知事は「今回の映画をきっかけに滋賀県との関係を強固にしていきたい。映画を見た人には県内のゆかりの場所を訪れてほしい」と話していました。

滋賀県の三日月知事は「映画を通して、琵琶湖のことや名産品、歴史などを知ってもらいたい。埼玉県とは今後も交流して、映画を盛り上げたい」と話していました。