国際

米軍が紅海でミサイル撃墜 “イスラエルを攻撃の可能性”

アメリカ国防総省は、アメリカ軍のミサイル駆逐艦が紅海の海上で、イランが支援する勢力がイスラエルに向けて発射したとみられる複数の巡航ミサイルなどを撃ち落としたと明らかにし、イランなどを念頭に強くけん制しました。

アメリカ国防総省のライダー報道官は19日、記者会見で、紅海北部に展開しているアメリカ軍のミサイル駆逐艦「カーニー」が巡航ミサイル3発と複数のドローンを海上で撃墜したと明らかにしました。

ライダー報道官は、ミサイルなどはイランが支援するイエメンの反政府勢力フーシ派によって発射されたとしたうえで「標的がなにかはっきりとは言えないが、紅海を北上し、イスラエルに向かっていた可能性がある」と述べ、イスラエルを狙った攻撃だった可能性があるとの見方を示しました。

アメリカはイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が続く中、イスラエルと敵対するイランやイランが支援する勢力が混乱に乗じて介入することを警戒しています。

ライダー報道官は「われわれは、この地域のより広い利益を保護し、今回の衝突の拡大を抑止する力がある」と述べ、イランなどを念頭に強くけん制しました。

一方、ライダー報道官は今月17日から18日にかけて、シリアやイラクにあるアメリカ軍の部隊などが駐留する基地に対し、ドローンによる攻撃が相次いだと明らかにしました。

一連の攻撃が連動しているのか問われると「現時点では、個別に見る必要があると思う」と述べるにとどめました。

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