スポーツ

冬季スポーツオリンピアンが環境問題について意見交わす勉強会

冬季スポーツのオリンピアンが、『気候変動とスポーツ』をテーマに、温暖化が及ぼす影響やスポーツ界で取り組むべき対策について意見を交わす勉強会が札幌市で行われました。

『気候変動とスポーツ』をめぐっては、温暖化で世界的に降雪量が少なくなり、冬のオリンピックの開催地が将来的にはごく一部に限られると指摘されるなど、大きな課題になっています。

札幌市の北海道大学で行われた勉強会は、アルペンスキーの元選手でオリンピック4大会に出場した、皆川賢太郎さんが代表を務める冬季産業再生機構が開きました。

パネリストには、去年の北京オリンピックで銅メダルを獲得したモーグルの堀島行真選手やリュージュのオリンピアンである小口貴久さんなど7人が参加し、会場には学生や社会人などおよそ40人が集まりました。

はじめに皆川さんが、スキーで使われなくなったブーツなどの用具をリサイクルする取り組みなど、活動を報告しました。

このあと、パネルディスカッションが行われ、ノルウェーでの合宿から帰国したばかりの堀島選手は「ヨーロッパで過ごすなかで氷河が溶けるスピードが加速しているように感じる」と話しました。

そのうえで自身が行っている環境対策として、合宿中の移動には電気自動車を使うことや、スキー板用のワックスには温暖化につながるフッ素が使用されていないものを選んでいることなどを紹介しました。

勉強会のあと堀島選手は「スポーツをやっているみんなが環境対策に取り組めば大きな力になる。自分自身ももっと行動を見直していきたい」と話していました。

皆川さんは「アスリートの行動が多くの人たちに影響を与え、それが環境面での大きな目標達成につながればいい」と話していました。

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