日韓防衛次官級協議 安保協力進めるため緊密に意思疎通で一致

日本と韓国の防衛次官級の協議がソウルで行われ、朝鮮半島の厳しい安全保障環境を踏まえ、両国が安保協力を進めるため、緊密に意思疎通をしていくことで一致しました。

防衛省の芹澤清防衛審議官は、韓国で開かれている安全保障の国際会議に出席するためにソウルを訪れていて、18日、シン・ボムチョル(申範●)国防次官と協議をしました。

協議は非公開で行われ、終了後、芹澤防衛審議官は、「北朝鮮に対する情勢認識について意見を交わし、日韓、日米韓の協力を引き続き進めることについて話をした」と述べました。

韓国側の発表によりますと、朝鮮半島の厳しい安全保障環境を踏まえて両国が安保協力を進めるため、緊密に意思疎通していくことで一致したということです。

また、防衛当局間の信頼関係を構築しながら、多様なレベルでの交流や協力の重要性を確認したということです。

日韓両国は、北朝鮮への対応をめぐってアメリカを含めた3か国で、弾道ミサイルの発射情報の即時共有の年内開始に向けて調整するなど、協力を進めています。

※シン・ボムチョル(申範●)●は「徹」のへんがさんずい。