岸田首相 自民党執行部5人と会談 臨時国会対応などで意見交換

岸田総理大臣は、自民党の麻生副総裁や茂木幹事長、森山総務会長ら党執行部5人と会談し、臨時国会への対応などをめぐって意見を交わしました。この枠組みでの会談は今後定期的に行われる予定だということで、安定的な政権運営に向けて、党側との意思疎通を円滑にしたいねらいもあるものとみられます。

岸田総理大臣は18日午後、自民党本部で麻生副総裁、茂木幹事長、森山総務会長、萩生田政務調査会長、小渕選挙対策委員長の5人とおよそ50分間、会談しました。

そして、20日に召集される臨時国会への対応や、政府が策定する新たな経済対策、それに22日に行われる衆議院と参議院の2つの補欠選挙の情勢などをめぐって意見を交わしました。

岸田総理大臣はこれまで、それぞれ党内第2派閥と第3派閥を率いる麻生氏、茂木氏と頻繁に会談し、連携を図ってきましたが、ほかの執行部のメンバーを加えた会談は初めてです。

この枠組みでの会談は今後定期的に行われる予定だということで、岸田総理大臣としては、内閣支持率が低迷する中、安定的な政権運営に向けて、党側との意思疎通を円滑にしたいねらいもあるものとみられます。