国の委託を受けてガソリン価格の調査をしている石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は16日時点の全国平均で、1リットル当たり174.7円で先週より2.2円値下がりしました。
これは、今月から政府の補助金がさらに拡充されたことが要因で、値下がりは6週連続です。
ただ、原油価格の高止まりや円安の進行によって、原油の調達コストは上がっているため、補助金への依存が強まっています。
経済産業省は、19日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり34.8円の補助金を支給することにしています。
石油情報センターは「政府の補助金の拡充で、ガソリン価格は今の水準が続きそうだが、イスラエル・パレスチナ情勢が緊迫するなかで原油価格の先行きは不透明な状況だ」と話しています。
ガソリン平均価格 174.7円 6週連続値下がり 補助金拡充で
レギュラーガソリンの小売価格は、16日時点の全国平均で、1リットル当たり174.7円となり、政府の補助金の拡充により6週連続で値下がりしました。