ボージョレ・ヌーボー ことし初の航空便が羽田空港に到着

来月、販売が解禁されるフランス産のワイン、ボージョレ・ヌーボーを積んだことし初めての航空便が18日朝、羽田空港に到着しました。新型コロナウイルスの5類への移行後、初めての解禁となり、需要が高まることを見据え、国内全体の輸入量は去年と比べ2割ほど増えるとみられるということです。

ボージョレ・ヌーボーはフランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫されたぶどうを醸造したワインの新酒です。

来月16日の販売解禁を前に18日朝8時半すぎ、ボージョレ・ヌーボー、2640本を積んだことし初めての航空便が羽田空港に到着し、税関の職員の検査を受けたあと、輸入元の会社に引き渡されました。

会社によりますと、新型コロナの5類への移行後初めての解禁となるため、国内全体の輸入量は需要が高まることを見据え、去年と比べ2割ほど増えるとみられるということです。

また、店頭価格は、このところ航空などの輸送費が多少落ち着いてきたため、去年と比べ750ミリリットル入りで1割から2割ほど安くなる見通しだということです。

輸入元のサントリーの吉雄敬子ワインカンパニー社長は「ことしは夏が非常に暑かった一方で、収穫直前に適度な雨が降ったことでバランスのよいすばらしいワインになった。皆さんに集まって飲んでもらいたい」と話していました。