習近平国家主席とプーチン大統領 きょう中ロ首脳会談へ

中国政府がことし最も重要な外交イベントと位置づける「一帯一路」の国際フォーラムは中国の首都・北京で17日から始まりました。

中国の国営メディアによりますと、昨夜の時点で20あまりの国の首脳や政府要人が北京に到着したということで、習近平国家主席は17日、北京の人民大会堂でインドネシアやセルビアなどあわせて8か国の首脳と個別に会談しました。

また、夜は晩さん会が開かれ、習主席がウクライナ侵攻後初めて中国を訪れたロシアのプーチン大統領を出迎えました。

両首脳は言葉を交わし、握手をしたあと、報道陣の写真撮影などに応じていました。

ロシア大統領府によりますと、習主席とプーチン大統領は18日、「一帯一路」の国際フォーラムでともに演説を行い、その後、首脳会談に臨む予定です。

会談ではイスラエル・パレスチナ情勢やウクライナ情勢についても意見が交わされる見通しで、欧米などと対立し、連携を深めてきた両首脳がどのような立場を示すのか関心が集まっています。