なでしこジャパン 国内組が合宿開始 パリ五輪アジア2次予選へ

サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」の国内でプレーする選手たちが今月末から始まるパリオリンピックのアジア2次予選に向けて17日から合宿をスタートさせました。

この夏のワールドカップでベスト8に進んだ日本は、今月26日からウズベキスタンで行われるパリオリンピックのアジア2次予選に臨みます。

17日は、予選に臨むメンバー22人のうち国内でプレーする選手12人が千葉市美浜区の「JFA夢フィールド」に集まり、合宿をスタートさせました。

初日は午後4時すぎに練習が始まり、ワールドカップで活躍した田中美南選手や猶本光選手などを中心にミニゲームやシュート練習で1時間余り汗を流しました。

練習後、田中選手は「一つ一つ練習メニューの意図をくみ取りながらしっかり勝つためにコンディションを上げていきたい」と意気込みを話しました。

合宿は今月22日まで行われ、ワールドカップの得点王でイングランドスーパーリーグのマンチェスターユナイテッドに所属する宮澤ひなた選手など、海外にいる選手の多くは現地、ウズベキスタンでチームに合流する予定です。

世界ランキング8位の日本は、アジア2次予選で、26日に世界61位のインドと、29日に世界50位のウズベキスタンと、来月1日に世界34位のベトナムとそれぞれ対戦します。

そこでグループ1位になれば、無条件で最終予選に進みます。