株価 一時600円超値上がり ハイテク関連銘柄など買い戻す動き

17日の東京株式市場はイスラエル・パレスチナ情勢を受けて値下がりしていたハイテク関連の銘柄などを買い戻す動きが出て、日経平均株価は一時、600円以上、値上がりしました。

▽日経平均株価、17日の終値は16日の終値より381円26銭高い3万2040円29銭
▽東証株価指数=トピックスは、18.54上がって2292.08
▽一日の出来高は11億9118万株でした。

17日の東京株式市場、日経平均株価は一時、600円以上値上がりしました。

イスラエル・パレスチナ情勢が緊迫化する中、先週末から16日にかけて株式市場ではリスクを回避しようと株価が値下がりしていました。

こうした中、16日のニューヨーク市場ではアメリカ政府がイスラエル・パレスチナ情勢に関与する姿勢を強めているという見方が広がって、株価の主要な指標がそろって上昇しました。

その流れを受けて、東京市場でも取り引き開始直後から半導体などハイテク関連の銘柄を中心に全面高の展開となりました。

そのあとは、いったん利益を確保しようと株を売る動きもあって、上昇幅は380円余りとなりました。

今後も、投資家の間では、緊迫した状況が続く中東情勢をにらんだ動きが続くとみられます。