セクハラで懲戒処分の教諭 2年後わいせつ動画撮影で懲戒免職に

女子児童の体を触るセクハラ行為をしたとして6年前に懲戒処分を受けていた東京23区内の小学校の男性教諭が、その2年後にも携帯電話で児童のわいせつな動画を撮影し、所持していたとして懲戒免職となりました。

懲戒免職の処分を受けたのは、東京23区内の小学校の48歳の男性教諭です。

都の教育委員会によりますと、教諭は、4年前に学校で児童2人のわいせつな動画を携帯電話で撮影し所持していたとして去年2月に逮捕・起訴され、現在、裁判が行われているということです。

裁判で、教諭は起訴された内容を認めているということで、都の教育委員会は公務員としての信用を傷つけたとして、16日付けで懲戒免職の処分としました。

この教諭は、女子児童の服の上から腹部を触るセクハラ行為をしたとして6年前にも停職の懲戒処分を受けています。

都の教育委員会は「同じ教職員によるわいせつ行為の処分で極めて遺憾だ。これまで以上に再発防止に向けた取り組みを強化していきたい」としています。

このほか、島しょ部の中学校の35歳の男性教諭が、女子高校生と性行為を行うなどしたとして懲戒免職を受けるなど、教諭や職員合わせて6人が懲戒処分を受けました。