地震相次ぐアフガニスタンでM6.3の地震 2人死亡 160人けが

今月7日の地震でこれまでに1000人以上が死亡したとされるアフガニスタン西部では、15日もマグニチュード6.3の地震が発生し、地元当局によりますと2人が死亡し、160人がけがをしたということです。

アフガニスタンでは、今月7日に西部を震源とするマグニチュード6.3の地震が2回発生し、その後、11日にもマグニチュード6.3の地震が発生するなど地震が相次いでいて、イスラム主義勢力タリバンの暫定政権は、これまでに1000人以上が死亡、2000人以上がけがをしたとしています。

USGS=アメリカの地質調査所によりますと、アフガニスタンでは15日も日本時間の午後0時36分ごろ西部を震源とするマグニチュード6.3の地震があり、その20分後にもマグニチュード5.4の地震がありました。

これまでの地震で最も被害が大きかった西部ヘラート州のタリバン傘下の地元当局によりますと、住宅が壊れるなどして2人が死亡し、160人がけがをしたということです。

現地ではこれまでの地震で住宅が被害にあっていない人の中にも新たな地震を恐れて夜、家の外のテントで寝る人もいるなど、相次ぐ地震に住民の不安が高まっています。