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プロ野球パ・リーグCS ソフトバンクがロッテに勝ち両チーム1勝

プロ野球のクライマックスシリーズ、パ・リーグのファーストステージ第2戦は、ソフトバンクがロッテに3対1で勝ちました。この結果、両チーム1勝ずつとなり、ファイナルステージ進出は16日の第3戦で決まることになりました。

パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージは、千葉市のZOZOマリンスタジアムで15日に第2戦が行われ、14日の第1戦に勝ちファイナルステージ進出に王手をかけたレギュラーシーズン2位のロッテと、3位のソフトバンクが対戦しました。

ソフトバンクは1回、2アウト二塁のチャンスで、パ・リーグ打点王の4番・近藤健介選手がタイムリーヒットを打って先制しました。

直後に同点に追いつかれましたが、3回は柳田悠岐選手と中村晃選手のタイムリーで2点を勝ち越しました。

投げては今シーズン、チームトップの10勝を挙げ、ロッテには3戦3勝と相性のいい先発、有原航平投手が緩急をつけたピッチングでロッテ打線に的を絞らせず、6回を投げ1失点の好投を見せました。

ソフトバンクは7回以降、リリーフ陣が得点を与えずにリードを守りきり、3対1で勝ちました。

この結果、両チーム1勝ずつとなり、ファイナルステージ進出は、16日の第3戦で決まることになりました。

▽ロッテは、16日に勝つか引き分けで、
▽ソフトバンクは、勝った場合のみ、
ファイナルステージ進出が決まります。

ロッテは1回、先制された直後に4番・ポランコ選手の犠牲フライで追いつきましたが、2回以降は二塁すら踏めず、6回ノーアウト一塁の場面では三振と、盗塁失敗でダブルプレーになるなど、まずい攻めもあって競り負けました。

第3戦の予告先発は、ロッテが今シーズン10勝を挙げた小島和哉投手、ソフトバンクが42歳の和田毅投手と発表されました。

ソフトバンク 藤本監督 “有原よく投げた”

ソフトバンクの藤本博史監督は「先発の有原投手は1回に失点したがよく投げてくれた。勝利の方程式の藤井投手・松本投手・オスナ投手で試合を締めることができた」と1失点に抑えた投手陣をねぎらいました。

打線については「1回と3回は攻撃が見事にはまったものの、得点圏に進塁した際にもう1点が取れれば楽になったと思う」と振り返りました。

その上で16日の第3戦に向けては「負けたら今シーズンは終わってしまう。負けられない試合が続くので、勝つことだけを考えて戦っていきたい」と意気込みを語りました。

またクライマックスシリーズのキーマンにあげていた周東佑京選手が15日の試合で先発から外れました。

藤本監督は、14日の試合の第4打席でバットを振った際、先月末に痛めた左太ももを再び痛めたと明かしたうえで「走るのは大丈夫で、代走はいけると話している。きょうは大事をとって試合には出なかった」と説明しました。

有原「ロッテ打線に勢いを与えずに終えられてよかった」

6回1失点で勝利投手となった有原航平投手は「犠牲フライは打たれてしまったが、ポランコ選手にホームランを打たれずロッテ打線に勢いを与えずに終えられてよかった。負けたら終わりという中で勝てたのはすごくうれしかったので次も頑張ります」と話していました。

ロッテ 吉井監督 “有原に同じようにやられてしまった”

ロッテの吉井理人監督は、レギュラーシーズンで3戦3敗と苦しんだソフトバンク先発の有原航平投手に15日も打線が1点に抑えられたことについて「いつも有原にやられていて、きょうはやっつけるつもりでいたが同じようにやられてしまった」と振り返りました。

そのうえで、16日の第3戦に向けて「ひと晩寝て力んでも実力が変わるわけではないので、いつもどおり自分のできることに集中してやってほしい」と選手たちに期待を込めました。

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