イスラエル軍 ハマス幹部ら殺害 大規模軍事作戦に向け準備か

イスラエル軍がパレスチナのガザ地区の住民に対し新たに通告した6時間の退避期限が日本時間の午後10時に過ぎました。

イスラエル軍はハマスの軍事部門の幹部など2人を殺害したと相次いで発表し、大規模な軍事作戦に向けた準備を進めているものとみられます。

イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの衝突は、14日で1週間となり、これまでにガザ地区で2215人、イスラエル側では少なくとも1300人が死亡し、双方の死者は3500人を超えています。

イスラエル軍は14日、ガザ地区の住民に南部への避難を促すためとして、危害を加えないとする2本のルートとともに新たに6時間の退避期限を通告していましたが、日本時間の午後10時にその期限も過ぎました。

イスラエル軍はその後も大規模な軍事作戦は開始していませんが、14日、イスラエルへの奇襲攻撃の一端を担ったとされるハマスの司令官と軍事部門の幹部の2人を殺害したと発表しました。

また13日にはガザ地区北部に地上部隊による限定的な襲撃作戦を展開し、人質の所在を突き止めるための証拠の収集などを行ったとしています。イスラエル軍は住民の退避や限定的な作戦も通じて、地上侵攻を含む大規模な軍事作戦に向けた準備を進めているものとみられます。

一方、ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、この24時間に行われたイスラエル軍の攻撃で外国人4人を含む人質9人が死亡したと発表し、イスラエル軍の大規模侵攻に向けた動きをけん制しています。