立民 岡田幹事長 “細田衆院議長の説明不十分 事実明らかに”

立憲民主党の岡田幹事長は、細田衆議院議長の13日の記者会見について、旧統一教会との関係の説明が不十分だと批判した上で、事実関係を明らかにするよう求めていく考えを示しました。

細田衆議院議長は13日に記者会見し、体調不良のため議長を辞任する意向を明らかにするとともに、旧統一教会との関係については「会合に呼ばれれば、出るという程度で特別な関係にはない」と説明しました。

これについて立憲民主党の岡田幹事長は14日、徳島県勝浦町で記者団に対し「細田氏は、教団の重要な会議に何回も出ているが、過去のつながりを全く説明せず、記者会見を終えてしまうことは理解しがたい」と批判しました。

その上で「きちんと事実は解明して教団とどういう関係があったのか明らかにしないといけない」と述べました。

また臨時国会をめぐり、与党側が今月20日の召集日に岸田総理大臣の所信表明演説を行いたいとしていることについて「論外だ。所信表明とそれに対する各党の代表質問は対になっている。岸田総理大臣が言いたいことだけを言って補欠選挙の投票日を迎えるやり方はフェアではない」と指摘しました。