日本在留の外国人 320万人超 過去最多に

日本に在留する外国人は、ことし6月末の時点で320万人を超え、過去最多となりました。

出入国在留管理庁によりますと、ことし6月末の時点で、日本に在留する外国人はおよそ322万4000人で、この半年間で14万9000人増え、過去最多となりました。

在留資格別では
▽「技能実習」がおよそ35万8000人で半年前より3万3000人増えたほか
▽専門の技能を持つ外国人に与えられる「特定技能」もおよそ17万3000人と4万2000人増えました。

一方、期限を過ぎても日本に不法に滞在している外国人は、ことし7月1日の時点でおよそ7万9000人で半年前より8600人増加しています。

出入国在留管理庁は「新型コロナの水際対策が緩和され日本に来る外国人が増えたが、期限を過ぎて滞在しているケースも多いので適切な出入国の管理に取り組んでいく」としています。