国際

北朝鮮 キム総書記 プーチン大統領に祝電 “関係一段と強化”

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、国交樹立75年に合わせてロシアのプーチン大統領に祝電を送り、先月の首脳会談について「両国関係の多角的な発展に向けた意見交換となり、極めて満足に思う」として、関係を一段と強化する考えを強調しました。

12日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、ロシアとの国交樹立から75年となった12日、キム・ジョンウン総書記がプーチン大統領と祝電を交換したと伝えました。

キム総書記は祝電の中で、先月4年ぶりに行ったプーチン大統領との首脳会談について「両国の親善関係の多角的発展に向けた包括的な意見交換となり、極めて満足に思う」と関係を一段と強化する考えを強調しました。

また、プーチン大統領も「会談での合意の実現が、朝鮮半島と北東アジアの安全と安定を保障するための協力拡大に寄与する」と合意を進めていく考えを示しました。

北朝鮮は先月の首脳会談の発表で、軍事分野でも深く意見を交わし「重大な問題」と「当面の協力事項」について合意したとしていて、キム総書記は帰国後の会議で措置の実行を指示しています。

今月中には、ラブロフ外相が訪朝する見通しのほか、北朝鮮は2回連続で失敗した軍事偵察衛星の3回目の打ち上げを行うと予告していて、軍事協力を中心に両国の動向に関心が集まっています。

プーチン大統領「合意の履行で建設的な2国間協力が拡大」

ロシア大統領府は12日、北朝鮮との国交樹立75年に合わせてプーチン大統領がキム・ジョンウン総書記に送ったとする祝電を公開しました。

この中では「ロシアと北朝鮮の関係があらゆる方面で積極的に発展し続けていることに満足している。このことは、ボストーチヌイ宇宙基地で最近行われた会談で完全に確認された。合意の履行によって、朝鮮半島と北東アジア全体の安全と安定を保障する建設的な2国間協力が拡大されるだろう」としています。

両首脳は9月にロシア極東で行われた会談で軍事技術協力などを巡り協議したとみられていて、今後の協力について合意した可能性があるとみられます。

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