プロ野球 今シーズンの観客数 セ・パともに前年比約200万人増

プロ野球の今シーズンの観客数はコロナ禍で禁止されていた「声出し応援」が解禁される中、セ・パともに昨シーズンと比べておよそ200万人増加し、コロナ禍前の水準まで回復しました。

プロ野球は今シーズンから
▽新型コロナの感染拡大以降禁止されていた、声を出したり楽器を使ったりした応援が可能となったほか
▽3月に行われたWBC==ワールド・ベースボール・クラシックで、日本代表が優勝したことも追い風となり
セ・リーグの今シーズンの観客数は1411万9723人と、去年の1210万7163人からおよそ16%増加しました。

これは、過去最多を記録した2019年の1486万7071人以来となる1400万人台となりました。

また、パ・リーグの観客数は1095万446人と、去年の896万4017人から20%余りの増加となり、コロナ禍前の2019年以来4年ぶりに1000万人を超えました。

球団別では今シーズン、セ・リーグで18年ぶりに優勝した阪神の291万5528人が最多で、1試合平均で4万1064人が入場しました。

また
▽新球場のエスコンフィールド北海道がオープンした日本ハムは、60万人近く増えて188万2573人
▽最も少なかったのが楽天の135万8512人でした。