維新 鈴木宗男議員の離党 役員会で厳しい意見相次ぐ

日本維新の会の役員会が開かれ、ロシアを訪問した鈴木宗男参議院議員が離党したことについて、出席者から除名処分にすべきだったとか、鈴木氏は比例代表選出であり議員辞職して議席を党に返すべきだといった厳しい意見が相次ぎました。

ロシアを訪問した鈴木宗男参議院議員について、日本維新の会は10日、除名処分にすることを決めたものの、鈴木氏は処分を伝えられる直前に届け出て離党しました。

これについて、11日に開かれた国会議員による役員会で馬場氏が「『去る者は追わず』との方針で鈴木氏の離党届を受理した」と説明しました。

これに対し出席者からは「手続きを経て決めたのだから除名処分にすべきだった」とか「『ロシアの勝利を確信している』と発言しているのだから、厳しい処分を行うべきだった」という意見が出されました。

また「鈴木氏は比例代表選出であり議員辞職して議席を党に返すべきだ」という意見も出されました。

役員会の後の記者会見で藤田幹事長は「最終的には納得してもらえた。鈴木氏が議員辞職するかは党内外の声を踏まえ本人がどう判断するかだ」と述べました。