ラグビーW杯 日本代表が帰国 大勢のファンが出迎え

ラグビーワールドカップフランス大会での戦いを終えた日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチや選手たちが成田空港に帰国し、大勢のファンの出迎えを受けました。

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチや選手たちを乗せた飛行機は11日午後5時半すぎ、成田空港に到着しました。

その後、到着ロビーに姿を見せると、ユニフォームを着るなどして駆けつけたファンの出迎えを受け、ジョセフヘッドコーチとキャプテンの姫野和樹選手には航空会社の関係者から花束が贈られました。

集まったおよそ200人のファンは「お疲れさまでした」などと書かれたボードを掲げたり、「ありがとう」とか「おかえりなさい」などと言葉をかけたりして選手たちをねぎらい、選手たちは笑顔を見せながら手を振って応えていました。

三重県から来た50代の男性は「試合は惜しかったですが、本当に感動しました。私たちも勇気をもらいました。まずは選手たちにありがとうと伝えたいです。メルシー!」と話していました。

また、ラグビーファンとして、この大会をきっかけにSNSを通じて知り合ったという4人組の女性は「お疲れ様ですと伝えたいです。2019年から応援していて、今回、現地には行けませんでしたが、パブリックビューイングで見ていました。今後は、ぜひ日本代表の優勝を見てみたい。4年後も楽しみです」と話していました。

千葉県内から訪れた40代の女性は「今着ているユニフォームには、たくさんの選手のサインがあります。それくらいファンです。イングランドにも勝てたかなと思いましたし、非常に惜しかったですが、次、また頑張ってほしい」と話していました。

リーチ マイケルなども羽田空港に到着

ラグビーのワールドカップを戦い終えた日本代表のうちリーチ マイケル選手や稲垣選手などのメンバーは11日夜10時半すぎに羽田空港に到着しました。

選手たちがおよそ30分後に到着ロビーに姿を見せると夜遅くにも関わらず待っていたファンがねぎらいのことばを送っていました。

今大会のサモア戦を現地で観戦したという日本のジャージを着た30代の女性は「胸を張って帰ってきてほしいと思っていました。選手たちには『お疲れ様です』と『ありがとうございます』と伝えました。現地で観戦できて本当によかったです」と話していました。

また、チリとの試合を現地で観戦した20代の女性は「興奮しすぎて手を振るだけで精いっぱいでした。4年後の大会も現地に見に行きたいです」と話していました。