アフガニスタンでは今月7日、西部を震源とするマグニチュード6.3の地震が2回発生し、現地で実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権は、これまでに2000人以上が死亡し、およそ2000の家屋が倒壊したとしています。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、アフガニスタンでは11日も、日本時間の午前9時41分ごろ、西部を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生しました。
西部ヘラート州にある病院によりますと、この地震の影響で5人が死亡し、110人以上がけがをしたということです。
ヘラート州に住む男性はNHKの取材に「10秒から15秒ほどの強い揺れを感じた」と話していました。
これまでの地震で被災した人たちは、テントなどで生活していますが、アフガニスタン西部では11日、ほかにも複数の地震が発生していて、不安が高まっています。
アフガニスタンで再び地震 5人死亡 マグニチュード6.3
今月7日の地震で、これまでに2000人以上が死亡したとされるアフガニスタン西部で、11日もマグニチュード6.3の地震が発生しました。現地の病院によりますと、これまでに新たな地震の影響で5人が死亡し、110人以上がけがをしたということです。