9日のニューヨーク株式市場では、FRB＝連邦準備制度理事会の幹部の発言を受けて金融引き締めの長期化への懸念が後退し、ダウ平均株価は値上がりしました。
この流れを受けて、10日の東京株式市場でも取り引き開始直後からほぼ全面高の展開となり、午後に入って、一時、800円以上値上がりしました。
▽日経平均株価、10日の終値は先週末の終値より751円86銭高い3万1746円53銭でした。
上げ幅は、終値としてはことし最大となりました。
▽東証株価指数＝トピックスは、48.11上がって2312.19、
▽一日の出来高は14億8469万株でした。
市場関係者は「日経平均株価はこのところ下落傾向が続いていたことから、値下がりした株を買い戻す動きもあった。イスラエル・パレスチナ情勢を受けて、原油価格が上昇したことから、鉱業や石油などエネルギー関連の銘柄も値上がりした」と話しています。
株価 一時800円以上値上がり 米で株価値上がり受けほぼ全面高
10日の東京株式市場、日経平均株価は一時、800円以上値上がりしました。