出雲全日本大学選抜駅伝 昨季三冠の駒沢大 大会新記録で連覇

大学三大駅伝の初戦となる「出雲全日本大学選抜駅伝」が島根県で行われ、昨シーズン、大学駅伝三冠を達成した駒沢大が去年に続く大会新記録で連覇を果たし、2シーズン連続の大学駅伝三冠に向けて好スタートを切りました。

この大会は「全日本大学駅伝」、「箱根駅伝」と合わせた大学三大駅伝の初戦で、島根県出雲市の出雲大社前をスタートし、出雲ドーム前までの6区間、45.1キロのコースで争われました。

昨シーズン、史上5校目の大学駅伝三冠を達成した駒沢大は、1区で3年生の篠原倖太朗選手がトップに立ってたすきをつなぎました。

続く2区でも2年生の佐藤圭汰選手が区間賞の走りを見せ、序盤で有利にレースを進めます。

3区では2年生の山川拓馬選手が後続に1分近い差をつけました。

4区と5区ではトップを追う創価大に差を縮められましたが、アンカーの4年生で、キャプテンの鈴木芽吹選手が安定した走りでリードを守り、2時間7分51秒の大会新記録で2連覇を果たしました。

駒沢大は1区から一度もトップを譲らない圧倒的な力で5回目の優勝を果たし、史上初めての2シーズン連続の大学駅伝三冠に向けて好スタートを切りました。

2位には創価大、3位は城西大が入り、ともに過去最高の順位でした。