「スポーツの日」親子連れが様々な競技の見学や体験 東京 北区

9日はスポーツの日です。東京 北区のナショナルトレーニングセンターでは、子どもたちにスポーツの楽しさを知ってもらおうというイベントが開かれ、参加した親子連れがトップアスリートのトレーニングを見学したり、実際に競技を体験したりしてスポーツに触れる1日を過ごしました。

このイベントはスポーツの日にスポーツやレクリエーションの楽しさを知ってもらおうとスポーツ庁などが開き、会場となった東京 北区のナショナルトレーニングセンターには小中学生と保護者およそ700人が参加しました。

最初にスポーツ庁の室伏長官が考案した新聞紙を片手でまるめて握力を鍛える簡単なエクササイズなどを体験し、参加者は室伏長官や東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得して引退した宇山賢さんに教わりながら、笑顔で体を動かしていました。

このあと射撃や水泳、フェンシングなどの競技ごとに分かれて練習を見学し、子どもたちはふだん見ることができないトップアスリートのトレーニングを興味深そうに見入っていました。

また、射撃とフェンシングの体験も行われ、参加者はアスリートなどに教わりながら、安全に配慮したライフルや剣を使う体験をしていました。

フェンシングを体験した小学4年生の女の子は「剣で突いたり、よけたりといろいろな動きが初めてで大変だったけれど、楽しかった。これからもたくさん遊んで、いっぱい運動したい」と話していました。