10月14日「鉄道の日」を前に鉄道フェスティバル 東京 お台場

今月14日の「鉄道の日」を前に、全国の鉄道会社が集まってPRやグッズの販売を行う「鉄道フェスティバル」が東京 お台場で開かれました。

イベントは、日本で初めて鉄道が開業した明治5年10月14日を記念して制定された「鉄道の日」の時期に合わせて、国土交通省や鉄道各社で作る実行委員会が毎年開いているもので、ことしで30回目となります。

会場には、JR各社や全国の私鉄などおよそ70社が参加し、それぞれのブースで会社のPRを行ったり、限定のグッズや鉄道部品などを販売したりしていました。

イベントは2019年以降、台風や新型コロナの影響で3年連続で中止となり、去年は感染対策のため大勢の人が集まるグッズ販売は中止となっていました。

久しぶりに全国の鉄道会社が一堂に集まる機会とあって、朝から大勢の鉄道ファンや親子連れなどが各社のブースに並び品定めしながら買い求めたり、現役の運転士と記念に写真を撮ったりと、思い思いに楽しんでいました。

また、北陸新幹線建設に携わる独立行政法人のブースでは、来年3月に開業する金沢~敦賀間の路線の模型などが展示されていて訪れた人たちがじっくりと眺めていました。

小学5年生の男の子は、「新幹線の運転士と写真が撮れてうれしかったです」と話していました。