「子ども食堂」の理解深めてもらう催し 長野

食をテーマにしたイベントを通じて「子ども食堂」の理解を深めてもらう催しが長野市で開かれました。

この催しは、子ども食堂の支援などをしているNPOホットライン信州が開き、会場の長野市の篠ノ井交流センターには家族連れなどが訪れました。

会場では、物価高などで生活に苦しむ家庭に食料品を提供している子ども食堂の取り組みを知ってもらう一環として、企業などから寄付された野菜やパンなどが無料で配られていました。

また、別のブースでは、長野県産のりんごの皮むき大会も行われ、子どもたちが皮の長さを競い合っていました。

小学4年の女の子は「リンゴの皮むきは初めてだったので少し緊張しました。家でも皮をむいてみたいです」と話していました。

NPOホットライン信州の青木正照専務理事は、「コロナ禍と物価高で苦労している家族も多い。いろいろな人が集まり、和気あいあいとした雰囲気で笑顔があふれる催しになったと思います」と話していました。