寺で火災1人死亡 死亡は住職ら助け出した副住職か 愛知 幸田町

6日夜、愛知県幸田町で寺の本堂などが燃えた火事で、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察によりますと火事のあと寺の副住職と連絡が取れなくなっているということで警察は遺体は副住職とみて確認を進めています。

6日午後7時半すぎ、愛知県幸田町荻にある玄好寺の「本堂が燃えている」と近くを通りかかった人から消防に通報がありました。

警察によりますと、およそ8時間後に火は消し止められましたが、本堂と住宅が全焼し、7日朝、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。

火事のあと寺に住む副住職の男性(61)と連絡が取れなくなっているということで警察は、遺体は副住職とみて確認を進めています。

警察によりますと、副住職は、住宅から、義理の父で寺の住職の男性(88)とその妻を助けだしたあと、「消火活動をする」と言って建物に入っていったということです。

一方、住職は、病院に運ばれ、手当てを受けているということです。

警察は、7日午前から現場を検証して、火事の原因を詳しく調べています。

現場はJR東海道本線の幸田駅から東へ1キロ余り離れた田畑に囲まれた住宅地にあります。