ジャニーズ事務所 社名の看板すべて撤去

ジャニーズ事務所の社名の看板が撤去されたことを受けて、都内にある事務所前には6日朝からファンが多く訪れ、「さみしく思う」などの声が聞かれました。

4年前に死去したジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所は社名を「SMILE-UP.」に変更することを明らかにしています。

東京・港区にある事務所のビルでは5日夜遅くから、外壁に掲げていた社名を英語で表記した看板の撤去作業が始まり、6日未明までにすべて撤去されました。

6日朝、事務所のビルの前では、通りかかった人たちが看板が撤去されたビルの外壁をスマートフォンなどで撮影する姿が見られたほか、ファンも多く訪れていました。

専門学校に通う19歳の女性は「撤去されたことをニュースで知って、ファンの友達と一緒に茨城県から見に来ました。撤去されたのを見るとさみしく感じます」と話していました。

また、50代の女性は「事務所の社名が変わることは問題のことを考えるとしょうがないと思っています。タレントの人たちは新しい社名のもとで頑張ってもらいたいです」と話していました。

事務所は今月17日付けで「SMILE-UP.」に社名を変更し、被害者への補償を行ったうえで将来的に廃業するとしています。