ウクライナ東部ハルキウ州でロシア軍の攻撃受け48人死亡

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、東部ハルキウ州で商店などが攻撃を受け、少なくとも48人が死亡しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、ウクライナ東部ハルキウ州のクピヤンシクで、ロシア軍の攻撃により商店などが被害を受け、少なくとも48人が死亡したとSNSで明らかにしました。

そして、「ロシアによるテロを阻止しなければならない」として軍事侵攻を続けるロシアを強く非難しました。

また、ウクライナ大統領府のイエルマク長官は、亡くなった人は49人に増えたとSNSに投稿し、犠牲者の中には6歳の男の子も含まれるとしています。

ハルキウ州のシネグボフ知事は、多くの人々が集まっていたカフェや商店が攻撃され、複数のけが人も出ているとSNSに投稿しました。

ウクライナ大統領府は3日、この地域ではロシア軍が日々攻撃を仕掛け、「最も激しい戦闘地域のひとつだ」としています。

ゼレンスキー大統領は3日にクピヤンシクから東部ドネツク州リマンにかけての前線を訪問したばかりでした。