競馬 ソダシが現役を引退 白毛の馬で初めてG1制覇

白毛の馬として初めてJRA=日本中央競馬会のG1レースを制したソダシが、現役を引退しました。

ソダシは5歳のメスの馬で、サラブレッドとしては極めて珍しい「白毛」の馬です。

2歳となった2020年7月のデビュー戦で初勝利を挙げたあと、重賞レースを立て続けに制してデビューから3連勝とし、この年に行われた2歳ひん馬のナンバーワンを決めるG1レースでは、1番人気で勝利して、「白毛」の馬として初めてG1を制しました。

そして翌年の桜花賞も優勝し、初めて「白毛」の馬としてクラシックレースを制しました。

成績とともに人気を伸ばし、JRAがインターネットで販売した真っ白なソダシのぬいぐるみがわずか数分で売り切れたこともありました。

去年もひん馬で争うG1レースで優勝するなど活躍を続けてきましたが、JRAによりますと、5日付けで競走馬登録を抹消されて現役を引退しました。

今後は北海道安平町の生産牧場で繁殖馬となるということです。

通算成績は16戦7勝で、このうちG1レース3勝、獲得賞金は6億2900万円余りでした。