共産党 中央委員会総会 “選挙準備急ぐ 野党共闘へ協力を”

共産党の中央委員会総会が開かれ、志位委員長は、衆議院の早期解散も取り沙汰されているとして選挙準備を急ぐ考えを示すとともに、野党共闘の実現に向けて各党に協力を呼びかけました。

共産党の中央委員会総会で、志位委員長は「この30年、日本経済は深刻な停滞と衰退の中にあり、暮らしの困難が続いている。内政でも外交でも岸田政権の政治的行き詰まりは深刻で、国民の不信と怒りが渦巻いている」と述べました。

そして「一部で早期の衆議院の解散・総選挙の可能性が取り沙汰されている。候補者の擁立を加速させるなどいつ選挙が行われても躍進を勝ち取るための準備を行うことが重要だ」と強調しました。

そのうえで「共産党は野党共闘の再構築のため努力する。各党から連携や協力の明確な意思が示されれば、前に進むことができる」と述べ、野党共闘の実現に向けて各党に協力を呼びかけました。

また総会で、志位氏は、4年ぶりとなる党大会を2024年1月15日から18日まで開くことを提案しました。