株価 600円以上値下がり 米金融引き締め長期化との見方で

4日の東京株式市場、日経平均株価は600円以上値下がりしています。

4日の東京市場は、3日のニューヨーク市場で株価が下落したことを受けて、取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が広がり、日経平均株価は600円以上値下がりしました。

アメリカの雇用に関する指標が市場の予想を上回り、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方が広がったためです。

▽日経平均株価、午前の終値は3日の終値より603円5銭安い3万634円89銭
▽東証株価指数=トピックスは、45.71下がって2229.76
▽午前の出来高は9億1489万株でした。

市場関係者は「アメリカの長期金利が一時、およそ16年2か月ぶりの水準まで上昇したことなどから3日のニューヨーク市場は株価が下落し、日本市場でも取り引き開始直後から売り注文が出た。さらに、中国以外のアジア市場で株価が下落したことも下げ幅を拡大する要因となった」と話しています。