法相 ウクライナ駐日大使と会談 難民に準じた保護制度開始説明

小泉法務大臣はウクライナの駐日大使と会談し、紛争から逃れてきた人などを難民に準じて保護の対象とする制度がことし12月から始まることを説明した上で、平和の実現に向けて連携していくことを確認しました。

この中で小泉法務大臣は「ロシアの侵略に立ち向かい国家の主権と独立のために奮闘しているウクライナ国民に心から敬意を表する。日本の法務省としても、できるかぎり協力したい」と述べました。

その上でウクライナを念頭に、難民の認定基準を満たさないケースでも紛争から逃れてきた人などを難民に準じて保護の対象とする制度がことし12月から始まることを説明しました。

これに対し、ウクライナのコルスンスキー駐日大使は「この恐ろしい戦争のなかで日本の支援に心から感謝したい」と述べました。

そして両氏は、引き続き平和の実現に向けて連携していくことを確認しました。