任意の事情聴取を受けているのは、大阪府警察本部の交通指導課に所属する48歳の男性警視です。
大阪府警の警視 駅で女性を盗撮か 警察は書類送検し処分の方針
大阪府警察本部の48歳の警視が、大阪のなんば駅のエスカレーターで女性の下半身を盗撮した疑いがあるとして、警察から任意の事情聴取を受けていることが分かりました。盗撮したことを認めているということで、警察は今後、書類送検するとともに処分する方針です。

警察によりますと、警視は先月21日、大阪 中央区にある南海電鉄なんば駅のエスカレーターで、前にいた20代の女性のスカートの中にスマートフォンを差し入れて盗撮した疑いが持たれています。
不審な動きをしているのに近くの人が気付いて通報し、警察が警視のスマートフォンを調べたところ、盗撮したとみられる動画が見つかったということです。
警視は任意の事情聴取に対し、盗撮したことを認めているということです。
また、警察によりますと、スマートフォンにはほかにも同じような動画が複数保存されていたということで、警察は今後、警視を書類送検するとともに処分する方針です。
大阪府警察本部の熱田好司 監察室長は「警察官としてあるまじき行為であり、捜査の結果を踏まえて厳正に対処します」とコメントしています。