虎ノ門ヒルズ最後の高層ビル オープン前に内覧会 東京 港区

東京 港区で開発が進められている「虎ノ門ヒルズ」で、最後となる4棟目の高層ビルが今月6日にオープンするのを前に内覧会が開かれました。

内覧会はこのエリアで4棟目となる高層ビル「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」がことし7月に完成してから初めて開かれました。

タワーは地上49階建てで、高さはおよそ266メートルあり、オフィスやホテル、商業施設などが入居する予定です。

このうち、オフィスエリアは柱がない吹き抜けの構造になっていて、自由にレイアウトできるのが特徴です。

また、商業施設のエリアには、飲食店やフィットネスジム、雑貨店などおよそ70店舗が入居します。

屋上には庭園やプールが整備され、屋上にあるレストランの利用者や企業がイベントを開く際に開放するということです。

このタワーは今月6日にオープンする予定で、これで東京 港区の虎ノ門で大手不動産会社「森ビル」が2009年から進めてきた「虎ノ門ヒルズ」の再開発は完了することになります。

森ビル都市開発本部の加藤昌樹課長は「このビルの完成で虎ノ門ヒルズのエリア全体としては、六本木ヒルズなどに匹敵する大きさになった。東京の競争力強化につながることを期待したい」と話しています。