国際

台湾初の自主建造潜水艦 中国への機密漏えい疑惑 検察が捜査へ

台湾が初めて自主建造した潜水艦の機密が中国に漏えいした疑惑が浮上し、台湾の検察が捜査に乗り出すことになりました。

この潜水艦は、台湾南部の高雄にある造船所で2020年から建造されていたもので、先月28日、蔡英文総統も出席して進水式が行われました。

この潜水艦をめぐっては、建造を指揮した元参謀総長が、一部の台湾メディアに対し、
▽国会議員にあたる立法委員の中にプロジェクトを終始妨害した人物がいるとか、
▽落札できなかった業者が機密資料を中国に漏らしたなどと話し、その内容が報じられていました。

こうした報道について台湾の最高検察署は2日、「国家の安全と国防の機密にかかわるもので、各界の重大な関心を引き起こしている」として、高等検察署と台北地方検察署に対し、迅速に捜査するよう指示しました。

最高検察署は、疑惑の詳しい内容や具体的な人物の名前などには言及していません。

潜水艦を自主建造して実戦配備することは、台湾周辺海域で空母などの活動を活発化させている中国軍に対し、抑止力の向上につながると期待されているもので、捜査の行方が注目されます。

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