株価 500円以上値上がりするも 下落に転じる荒い値動き

週明けの2日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上、値上がりしたあと、下落に転じる荒い値動きとなりました。

▽日経平均株価、2日の終値は先週末の終値より97円74銭安い3万1759円88銭
▽東証株価指数=トピックスは、8.95下がって2314.44
▽1日の出来高は15億5061万株でした。

週明けの2日の東京株式市場、日経平均株価は500円以上値上がりしたあと、午後には値下がりに転じる荒い値動きとなりました。

2日の東京市場では、アメリカ議会で当面、予算執行を続けるためのつなぎ予算が成立し懸念されていた政府機関の閉鎖がぎりぎりで回避されたことで投資家の間に安心感が広がりました。

さらに、2日朝発表された日銀の短観で大企業の景況感が改善したことも株価を押し上げました。

ただ、午後の取り引きでは、当面の利益を確定しようという売り注文が広がり、日経平均株価は値下がりに転じました。

今週は、アメリカの金融政策を決める大きな判断材料となる雇用統計の発表が予定されていますがその内容を見極めたいという空気も強く、取り引きに慎重な投資家も見られました。