かごしま国体 開幕まで1週間 開会式などリハーサル

10月7日に開幕する「かごしま国体」まで1週間となった30日、鹿児島市のスタジアムでおよそ4700人が参加して開会式などのリハーサルが行われました。

リハーサルは、「かごしま国体」の開会式と閉会式が行われる鹿児島市の白波スタジアムで行われ、出演者や大会スタッフなどおよそ4700人が参加しました。

このうち、開会式の式典の前に行われる演技のリハーサルでは「鹿児島の鼓動」をテーマに、県内の高校生たちがダンスや吹奏楽の演奏などを行い、鹿児島のシンボルである桜島や、豊かな自然を力強く表現していました。

最後には地元を代表する民謡のおはら節をアレンジした曲にあわせて、およそ1700人の出演者全員によるパフォーマンスが披露され、見学に訪れていた人たちからは大きな拍手が送られていました。

また、選手団の入場行進では、各都道府県のプラカードを持った大会スタッフが、本番さながらの緊張した表情で会場を1周しました。

リハーサルは、およそ4時間半にわたって本番の流れに沿って進められ、参加した人たちは一つ一つの動きを入念に確認していました。

「かごしま国体」は10月7日に開幕し、17日まで11日間の日程で開かれ、鹿児島県内各地で競技が行われます。