立教大学 硬式野球部で問題行為 第三者委員会立ち上げ調査へ

立教大学の硬式野球部で、上級生が下級生の歯を欠けさせるなど問題のある行為があったとして大学は第三者委員会を立ち上げて調査すると発表しました。

立教大学が30日、開いた会見などによりますと、立教大学の硬式野球部で上級生によって下級生の歯を欠けさせる行為があったほか、未成年の部員に対して喫煙を勧めるといった事案があったということです。

大学では、これらの行為についてさらに詳しく調べるために第三者による調査委員会を立ち上げました。

立教大学の長野香 広報課長は、会見の中で「このような事案が起きたことを重く受け止め、さらなる調査を行い厳正で公正な処分とともに、指導と再発防止を進めていきたい」と述べました。

今回の事態を受けて、硬式野球部は監督と部長が当面の間、公式戦への参加を自粛するということです。

また、4年生の部員は9月30日に行われた東京六大学野球の秋のリーグ戦の試合への出場を辞退しました。

立教大学の硬式野球部は東京六大学野球でリーグ優勝13回、大学野球の日本一を決める全日本大学野球選手権には5回出場し4回優勝しています。

プロ野球、巨人の長嶋茂雄 終身名誉監督などプロ野球で活躍する選手を輩出していることでも知られています。