シャインマスカットなど約400房持ち去られる 山梨 南アルプス

山梨県南アルプス市の畑で、ぶどうの高級品種、シャインマスカットなどおよそ400房が持ち去られていたことが分かり、警察は窃盗事件として捜査を進めています。

27日、南アルプス市落合の畑で、収穫前のシャインマスカットが大量になくなっていることに60代の農家の男性が気づき、28日警察に通報しました。

警察が調べたところ被害は
▽シャインマスカットおよそ200房と
▽藤稔およそ170房で、金額にしておよそ35万円分に上るということです。

このうち、藤稔については、先月27日に大量になくなっていたことに農家が気づいていましたが、このときは警察への通報はなかったということです。

農家の男性は「防犯カメラをつけていて、犯人が写っている可能性もあると思うので早く捕まってほしい。カメラを増やしたり、センサーをつけたりしてより対策を強化したい」と話していました。

警察は27日にかけて少なくとも2回、何者かが畑に侵入してぶどうを盗んだとみて窃盗事件として捜査しています。

県内ではことし6月以降、桃やぶどうなどの果物の盗難被害が相次いでいて、警察が畑などのパトロールを増やして警戒を強めています。