洋上風力発電めぐる汚職事件 秋本議員の保釈認めず 東京地裁

東京地方裁判所は、洋上風力発電をめぐる受託収賄の罪などで起訴され弁護士が保釈を請求していた秋本真利衆議院議員について、28日、保釈を認めない決定をしました。

自民党を離党した衆議院議員の秋本真利被告(48)は
▽洋上風力発電事業への参入を目指す東京の風力発電会社の元社長から、会社が有利になるような国会質問をするよう依頼を受けた見返りに7200万円余りの借り入れや資金提供などを受けたとする受託収賄の罪と
▽新型コロナ対策の持続化給付金200万円を不正受給したとする詐欺の罪で、
27日、東京地検特捜部に起訴されました。

秋本議員の弁護士が27日に保釈を請求していましたが、東京地方裁判所は証拠隠滅のおそれなどを検討した結果、28日、保釈を認めない決定をしました。

関係者によりますと、秋本議員はいずれの事件についても否認しているということです。