11月請求分の電気料金 大手8社で値下がり 燃料価格下落受け

大手電力10社が発表した、ことし11月請求分の電気料金は、燃料価格の下落を受けて、10社中8社で値下がりします。

発表によりますと、ことし11月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で、前の月と比べて
▽北海道電力が、76円下がって、8297円
▽東北電力が、91円下がって、7550円
▽東京電力が、62円下がって、7511円
▽中部電力が、59円下がって、7122円
▽北陸電力が、87円下がって、6676円
▽中国電力が、128円下がって、7306円
▽四国電力が、88円下がって、7337円
▽沖縄電力が、151円下がって、8053円と、
10社中8社で値下がりします。

火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスや石炭の価格が下落したことが、値下がりの主な要因です。

一方、関西電力と九州電力は前の月から横ばいでした。

11月請求分の都市ガス料金 大手4社すべてで値下がり

また、11月請求分の都市ガスの料金は、10月分と比べて、大手4社すべてで値下がりします。

使用量が平均的な家庭では
▽東京ガスが、14円下がって、5329円
▽大阪ガスが、13円下がって、5879円
▽東邦ガスが、11円下がって、6487円
▽西部ガスが、8円下がって、6173円となります。