11月の野球国際大会 日本代表監督 井端弘和氏が就任要請を内諾

11月に東京で行われる野球の国際大会の日本代表の監督について、候補として一本化されていた井端弘和氏に26日、日本代表の関係者が就任を要請し、内諾を得られたことが関係者への取材で分かりました。

プロとアマチュアの代表で作る日本野球協議会の「侍ジャパン強化委員会」では、ことし5月いっぱいで退任した日本代表の栗山英樹監督の後任の人選を進め、11月に東京ドームで行われる国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の監督について、候補を井端氏に一本化していました。

関係者によりますと、日本代表の関係者が26日、井端氏に直接、就任の要請を行い、内諾を得られたということです。

日本代表の監督をめぐっては長期の契約期間がネックとなり、今回、人選が難航しましたが、直近の大会については井端氏が指揮を執ることで決着する見通しとなり、大会まで2か月を切る中、今後はコーチ陣の編成や選手の人選が急がれます。

一方で、来年秋の「プレミア12」や3年後のWBCに向けたその後の任期などは改めて検討するものとみられます。