株価 300円以上値下がり 半導体関連中心 多くの銘柄に売り注文

26日の東京株式市場、半導体関連を中心に多くの銘柄に売り注文が出て、株価は値下がりしました。

▽日経平均株価、26日の終値は25日より363円57銭安い、3万2315円5銭、
▽東証株価指数=トピックスは13.56下がって2371.94、
▽一日の出来高は13億1856万株でした。

26日の東京株式市場、株価は300円以上値下がりしました。

値下がりの要因は日本の半導体関連の銘柄が売られたことです。

アメリカの中央銀行にあたるFRBの金融引き締めが長期化するという見方から、このところ、長期金利の上昇が続いています。

長期金利の上昇は多額の設備投資を必要とする半導体産業などには逆風となるため、アメリカでは特にハイテク関連の銘柄が売られる傾向にあります。

それを見越して、26日の東京市場では半導体関連を中心に多くの銘柄に売り注文が入り、株価の重しとなりました。

26日の東京外国為替市場でも午後3時すぎに、一時、1ドル=149円台まで円安が進んでいて、長期金利や為替の動向が日本の株式市場にどのような影響を及ぼすのか、ますます目が離せなくなっています。