“ウクライナの負傷兵2人を自衛隊病院に受け入れ” 木原防衛相

木原防衛大臣は、ロシアによる攻撃で負傷したウクライナ兵士2人を自衛隊病院に受け入れたことを明らかにしました。

木原防衛大臣は閣議の後の記者会見で、ウクライナ支援の一環として2人の負傷兵を今月21日、東京 世田谷区にある自衛隊中央病院に受け入れたことを明らかにしました。

防衛省によりますと、2人は30代の男性兵士で、ロシアによる何らかの爆発物の攻撃でともに足を切断するけがを負い、病院では主にリハビリを行っていくということです。

自衛隊病院で負傷兵を受け入れるのは、ことし6月に続いて2回目で、渡航費や入院費などにかかる費用は原則、日本側が負担することにしています。

木原防衛大臣は「人道的な観点で意義があり、今後もウクライナ負傷兵の受け入れについてはできるかぎりの支援を行っていきたい」と述べました。