来年1月実施「大学入学共通テスト」出願受け付け始まる

来年1月に実施される「大学入学共通テスト」の出願の受け付けが、25日から始まりました。

思考力や判断力などを重視する大学入学共通テストは、大学入試センター試験に代わって始まり、4回目の今回は来年1月13日と14日の日程で本試験が行われ、全国862の大学などの入試に利用される予定です。

25日は、願書の受け付けが始まり、東京 目黒区の「大学入試センター」では、早速、職員たちが郵送されてきた願書を運び込み、記入漏れがないか1通ずつ確認していました。

現在は書類による出願ですが、センターでは2026年に行われる試験から原則オンラインでの出願に切り替えることを目指しています。

今回は、新型コロナの位置づけが5類に移行されたことを受け、前回まで求められていた試験中のマスク着用は不要となり個人の判断となります。

追試験については、新型コロナやインフルエンザなどで受験できない場合を考慮し、本試験の2週間後の1月27日と28日に予定されていますが、前回は47都道府県に設けられた会場は東西の2か所に縮小されます。

大学入試センターの後藤慶一係長は「受験生の皆さんには記入漏れがないよう気をつけて早めの出願をお願いしたい。1月の試験にむけ確実に作業を進めていきたい」と話していました。

出願の受け付けは来月5日まで行われます。