尖閣沖 中国海警局の船2隻が領海出る 25時間余にわたり侵入

23日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻は、24日午後、いずれも領海を出ました。

第11管区海上保安本部によりますと、23日午前11時すぎ、中国海警局の船2隻が尖閣諸島の南小島の南側の沖合で、日本の漁船1隻の動きに合わせるように相次いで領海に侵入しました。

2隻は25時間あまりにわたって航行を続け、いずれも24日午後0時半すぎに南小島沖と魚釣島沖で領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、今月15日以来でことしに入って24件目です。