ラグビーW杯 顔の骨折ったデュポン選手 手術受けたと明らかに

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグのナミビア戦で顔の骨を折ったフランス代表のキャプテンで、今大会注目のアントワーヌ・デュポン選手についてフランスのラグビー協会は23日、すでに手術を受けたことを明らかにしました。数日後にチームに戻るとしていますが、次のイタリア戦は欠場する見通しです。

開催国フランスのキャプテンで2021年に世界最優秀選手に選ばれたスクラムハーフのデュポン選手は、日本時間22日に行われた1次リーグのナミビア戦の後半で相手のタックルを顔に受けて負傷退場し、その後、顔の骨が折れていることがわかりました。

ロイター通信などによりますと、フランスのラグビー協会は23日、デュポン選手がすでにトゥールーズ市内の病院で手術を受けたことを明らかにしました。

復帰の時期については明らかにしていませんが、数日後にチームに戻るとしています。

また、日本時間の来月7日に行われる1次リーグ最終戦のイタリアとの試合は、欠場する見通しだということです。

デュポン選手は自身のSNSを更新し「けがはしたが、まだ終わってはいない。ショーは続けなければならない。チーム復帰が待ちどおしい」と大会期間中の早期復帰に意欲を見せています。

今大会の優勝候補で世界ランキング3位のフランスは、1次リーグここまで負けなしの3連勝ですが、中心選手のデュポン選手のけがの影響が懸念されています。