中国 国家副主席 “見くびってはならない” 台湾めぐりけん制

中国の韓正国家副主席は、国連総会で演説し、台湾情勢をめぐって「いかなる勢力も国家主権と領土の一体性を守る中国人民の強大な能力を見くびってはならない」と述べ台湾への関与を強めるアメリカなどを念頭に強くけん制しました。

中国の韓正国家副主席は21日、ニューヨークで開かれている国連総会で演説しました。

この中で、韓副主席は「台湾は昔から中国の領土の不可分の一部であり、いかなる勢力も国家主権と領土の一体性を守る中国人民のかたい意志と強大な能力を見くびってはならない」と述べ台湾への関与を強めるアメリカなどを念頭に強くけん制しました。

そして「最大の誠意と努力を尽くし、平和統一の未来を目指して努力を続ける」と述べ、台湾統一への意欲を改めて訴えました。

このほか、ウクライナ情勢をめぐって韓副主席は「停戦と和平交渉が解決に向けた唯一の出口であり、中国は建設的な役割を発揮し続けることを望む」と述べました。

ただ、中国はこれまでロシア軍の撤退には言及せず、一貫してロシア寄りの姿勢を示していて、10月に北京で開かれる巨大経済圏構想「一帯一路」の国際フォーラムに合わせてロシアのプーチン大統領を招き習近平国家主席との会談が行われる見通しです。